カイジ

レイトショーでカイジ見てきました。以下ネタバレ。


原作に忠実ではなく、それぞれ演者さんが演じるものになっていたのがよかったです。
特に藤原竜也の存在感は異常なほど。ただただすごい。
ダイジェストは一番最後、利根川に勝ち名乗りを挙げるシーンの鬼気迫る表情。演技とは思えないぐらいの迫力。



内容は限定ジャンケン・ブレイブメンロード・Eカード。

一番よかったのはブレイブメンロード!
細かい部分で若干の違和感はあったけれど*1、実写でやるからこそのあの迫力。
松山ケンイチとの掛け合いも非常に面白かったです。原作知ってるとなるほどなるほどって思いながら見れる。


限定ジャンケンはあまりにも端折られすぎ><
特に時間が圧倒的に短くなってたのが。4時間のいろんな鬩ぎ合いが、30分じゃ。。。
買占めとか過程がいろいろ面白いのにね。

あと、セットの過程も端折られてた。あれだと手に持ってる分だけ不正も出やすいのでは・・・?


Eカードはちゃんと原作を覚えてなかったんだけど、これはこれで。
最後のカイジの仕掛けと利根川の考察ってあんなに浅かったっけ?
あれで流れはよかったとしても、あのフェイクのすり替え(すり替えるふり)は空すり替え(市民と市民のすり替え)なのかと思ってた。



若干詰め込みすぎな部分もあったけど、一本ものとしては非常に面白かったです。
欲を言えば3編にしたらもっと濃い内容で作れたかもだけど、まぁしょうがないか。

内容もそうだけど、このキャストで続編を見てみたい。

*1:高所での演技的な意味で