We are Buono!
- アーティスト: Buono!
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: CD
- 購入: 7人 クリック: 124回
- この商品を含むブログ (169件) を見る
やっぱBuono!はすげーな。
前回のBuono!2では寺田楽曲が一曲だけだったんでああいう当てつけ(笑)みたいなやりかたができたんですが、今回は如何せん多かったので全体の流れとしてどうするのか楽しみにしてました。
全体的に前半は音が軽め、Bravo☆Bravoあたりから少しずつ重くなっているように聞こえました。
非常に違和感なく最後まで聞けた。
自分の印象では、つんく節は少し軽く感じます。
MY BOYは意図的に軽くしているのだろうけど、Our Songsもなんとなく。
そういう中でOur Songs〜Independent Girl〜MY BOY〜うらはら〜Take It Easy!までの流れが本当に自然に聞ける。Take It Easy!が浮かないもん。
本当の意味でガールズロックバンドに近づいているのかなと思いました。
個人的にはカタオモイ。とか好きなんですが*1、近いうちに自分たちで演奏してライブやりそうで期待が膨らみます。
秀逸だったのはラストのWe Are Buono!〜Buono!のテーマ〜。
動画でちょこっと見たことはあったけど、これはいろんなバランスが絶妙。
大人っぽい曲が多い中で、この曲で全体のバランスをとる役目だったりもするのかなと。
「ドラムずんたかたった刻め〜♪」はテンポが心地よすぎる。
そして更に特筆すべきは、Buono!のテーマから1曲目のOne Way=My Wayに繋がるっていう素敵さ。
これまでの2枚と同じで、どれか一曲が挙げられないアルバムです。
加えて、一枚のアルバムとして非常にバランスが取れていると思います。必聴。
【ここから余談】
Buono!の3人で本当に天才は俺が思うに桃ちゃん。
低い音から高い音まで、それぞれにらしさを持って歌えてる。
低ければ低いほどドスが効いた声になり、高ければ高いほどアイドル寄りの声になる*2。
どこまでが嗣永プロで、どこまでが嗣永桃子自身なのかわかんないけど、とりあえずすごい。
愛理はクセがなく高音が伸びる。素直に歌わせたら一番上手い。
愛理と言ったら消失点だけどねー。あの切なさ・か細さは圧巻。
びーちゃんはその中間ぐらいかなぁ。やっつけで言ってるわけじゃなくて本当にそんな存在。
例えば、桃ちゃんと愛理だけだと成り立たなかったと思うのよね。桃ちゃんの色が強すぎてw
そこを取り持ってる。
もしかしたらびーちゃんはベの中でもキに近い存在なのかも。たぶんびーちゃんじゃなくて舞美だったらキの色が強くなっただろうし、りしゃこではそれこそ成り立たなかったw
とか考えてみると、Buono!は抜群にバランスのとれたユニットなんだろうな。
ハロプロはなくなっても別に構わないから、Buono!は何らかの形でずっと続けてほしいね。